麹町大通り⑨ (上智大学6号館ソフィアタワー)
上記地図のうち、上段は昭和61年版の航空住宅地図であり、当該地図の赤枠・ピンク部分及び下段の地図の赤い部分が「上智大学6号館ソフィアタワー」の敷地です。
ソフィアタワーは、学校法人上智学院の新たなシンボルとして、平成29年4月の供用開始を目指して平成26年11月に着工し、今年1月20日に竣工しました。
四谷駅前交差点の北東側より撮影
麹町大通りからの建物外観
キャンバス内(西側)からの建物外観
ソフィアタワーは、低層階に上智学院の教育研究施設を配置し、高層階には四ツ谷駅前という立地を生かしたテナントオフィスビルを配置した複合施設です。
ソフィアタワー開発にあたっては、同学院から三井不動産㈱へプロジェクトアドバイザリー業務が委託され、オフィス部分については同社が商品企画を行い、同学院からのマスターリースのもとテナントリーシング、運営管理を一括して担います。また、教育施設部分も含めた建物全体の運営管理も三井不動産グループで行うとのことです。
オフィス部分(1階店舗部分及び7~16階部分)には、テナントとしてあおぞら銀行本店が平成29年5月に入居する予定です。
[ソフィアタワー概要]
敷地面積:約5,700㎡
延床面積:約39,000㎡
構造・階層:SRC造、地上17階/地下1階、高さ74.69m
[商品企画(オフィス部分)]
総賃貸床面積:約13,400㎡
基準階床面積:約1,300㎡
安心・安全のBCP対応(地震エネルギーを吸収する制振ダンパー、必要機能維持を考慮した非常用発電機の容量設定、被災度判定システム等)
[フロア構成]
17F:ファカルティ・クラブ(教職員ラウンジ)
7~16F: あおぞら銀行本店
6F:ソフィアンズ・クラブ(卒業生ラウンジ)
1~6F:研究室、教室
5F:言語教育研究センター
1~2F:大教室(定員約800人)
1F:Language Learning Commons(語学学習に特化した自発的学習スペース)
1F:展示スペース、カフェ、あおぞら銀行店舗
ソフィアタワー(6号館)の完成により7号館(14階建て)と並ぶ高層建物で四ツ谷駅前の新しいスカイラインが形成され、麹町大通り沿いには広場や歩道状空地が設けられ、地域との繋がりを意識した四谷の新たなランドマークが誕生しました。
現在、オープンに向けてキャンパスの北門ゲート・守衛所の新築工事が行われています。
ー日本アプレイザル㈱ー