初動負荷トレーニング①
イチロー選手が、鳥取の小山裕史先生の指導のもと、オリックス時代から実践している初動負荷トレーニングについて、自分自身の勉強の意味も込めてまとめてみることにしました。
1.初動負荷理論定義
反射の起こるポジションへの身体の変化及びそれに伴う重心位置変化等を利用し主働筋の弛緩-伸張-短縮の一連動作を促進させるとともに拮抗筋、並びに拮抗的に作用する筋の共縮を防ぎながら行う運動
2.初動負荷トレーニング
鳥取市の㈱ワールドウィングエンタープライズB.M.L.T生命科学研究所には次のように記載されています。
初動負荷トレーニングを一言で表現すると、
「神経と筋肉の協調性を高める(促進する)、動作改善のためのトレーニングです。
トレーニング中、すぐに現れる柔軟性、軽やかさは、神経と筋肉の協調性の高まり(促進)によります。
本トレーニングの検証、研究論文は、査読(審査)を経て、ヨーロッパ応用生理学会で受理されました(2010年)。
小山裕史博士を中心に、機能改善、故障改善への応用研究が進んでいます。」